iphoneSEの画面修理をiphone5sの画面でしてみた
先日メルカリで画面割れiphoneSEを5800円で入手できたので早速修理にチャレンジしました。以前SEと5sの液晶には互換性があるとの情報を見て、基盤不良の5sを持っていたのでニコイチしてみることにしました。
5sと全く同じ手順でできたので、比較的簡単な部類だと思います。(写真撮り忘れたので画像は5sで代用しています)
中のフレキシブルケーブルはとても断線しやすいので、力をかけすぎないように注意が必要です。
※分解については自己責任でお願いします。当方では電波法に抵触するため、国内での通信は一切確認しておりません。
必要になるもの
- 画面割れのiphoneSE
- 液晶以外が壊れているiphone5sかiphoneSE
- ドライバー(星型とプラス、できれば細めのマイナスも)
- ピンセット(なくても良い)
- マグネット板(できれば。ネジを無くさないようにするため)
JK6088A 38in1特殊ドライバーセット トルクス ヘクスローブ 六角棒 Y型 三角ネジ 五角 ペンタローブ プラス マイナス iphone5 アイフォン ハッピーセット コンパクト
- 出版社/メーカー: TAUWELL
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
これとヒートガンさえあれば大体のスマホが分解できます。
分解
1.画面を開ける
まず星型ドライバーを使って充電端子の両隣にある二つのネジを取り外します。
通常の手順では、吸盤を使って画面を引っ張り取り外すのですが、勢い余ってホームボタンのケーブルを引っ張ってしまうリスクや、そもそも画面が割れているので吸盤がつかないといった理由から、私は毎回細いマイナスドライバーのみでこじ開けています。
ホームボタンの左側が比較的入れやすいのでそちらから開けていきます。 コツとしては画面とフレームの間にドライバーが入る隙間ができるまで力を入れ、少し差し込むことができたらドライバーを外側に倒して、少しずつ画面を浮かせていくといった感じです。
画面上部にはタッチスクリーンやインカメ、近接センサなどの部品が繋がっているので側面と下部だけ浮かせることができれば大丈夫です。 ここまで開いたら次はケーブルの取り外しです。
2.ケーブルの取り外し
まずはホームボタンのケーブルを取り外すのですが、その前にケーブルのカバーを取り外します。 こちらはピンセットや細いマイナスドライバーなどで少し持ち上げるようにしてあげれば簡単に取り外すことができます。取り外せたら同じようにホームボタンのケーブルも取り外します。すると、画面が90度くらいまで開くようになります。 開いたらスクリーン側の部品と基盤を接続しているケーブルのカバーを外していきます。画面と本体を繋いでいるケーブルは壊れやすいので、なるべく折り曲げたり力を入れたりしないでください。5sと違うのはこのカバーが軽く接着されていることのみでした。 プラスドライバーで取り外すことができます。ここでかなり重要なのが、四隅のネジの位置を必ずわかるようにしておくことです。それぞれが違う長さになっており、間違った位置に取り付けてしまうとネジ穴の下にある回路を損傷してしまい壊れてしまいます。私は初めてiphoneを修理した時にこれを知らず、壊してしまいました。 三つのケーブルを取り外します。ヘラのような物を使って外すのが一般的ですが、どうも力加減が難しいので私は自分の爪で外しています。ケーブルを取り外すと画面と本体とを分けることができるようになります。
3.ホームボタンの取り外し
そもそもなぜホームボタンの入れ替えが必要なのかと言うと、TouchID(指紋認証)を使うためには本体側の基盤とホームボタンが製造された時と同じペアでないといけないという制約があるからです。ホームボタンの入れ替えは難しくないのでやっておいて損はないと思います。 ネジを3個(もう一つは右側のネジを外したケーブルの裏側)外し、ホームボタンとケーブルがスクリーンと接着されているので指で少しずつ剥がします。
入れ替え
1~3までの手順をもう片方のiphoneでも行い、ホームボタンを入れ替えて逆の手順で組み立てるだけです。
5sとSEの互換性について
噂の通り、5sの液晶をSEで使うことができました。インカメも問題なく使えております。
ベゼルが白の機種しか余っておらず、ホームボタンが違う色になってしまいました^^;
ニコイチではなく交換用液晶を使う場合
画面修理というと、通常はamazonなどに売っている交換用液晶を買って使うのですが、インカメやスピーカー、近接センサなどが付いておらず取り付けるのがやや難しく面倒だったりします。また、非純正の安いものだと発色が純正のものと大きく異なったり、ゴーストタッチが多発したりするので評価が高いものを選ぶ必要があります。 iphoneであれば部品が安くなっているのですが、androidで特に国産機種の場合は部品が無いか、あっても高いためヤフオクやメルカリで同じ機種のジャンクを安く購入する場合が多いです。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。修理は自己責任でお願いします。