microsimのスマホでnanosimを使う
最近はほとんど見なくなりましたが、microsimの昔のスマホが残っている家庭も多いと思います。故障したときなど緊急時に、現在主流であるnanosimをmicrosimのスマホに、アダプターなしで差し替えて使用する方法を書いていきます。尚、実際に行う際は自己責任でお願いします。
nanoとmicroの違い
サイズは一回り違いますが、必要になる極の場所やサイズはほぼ一緒なので、場所さえ合えば使うことができます。
下準備
microの方がサイズが大きいため、奥まで差し込みすぎて抜けなくなるリスクがあります。それに備えて私はsimにセロテープを貼り、もし奥まで行ってしまっても引っ張れるようにしています。当たり前ですが、端子にテープがついていると認識しなくなりますので注意が必要です。
裏蓋の中差し込みタイプ
昔のGALAXYに多いです。
入れた後に微調整が効くので、取り出せなくなる可能性を除けば最も簡単な物になります。
コツとしては、バネが引っかかって奥まで入れることができないことがあるので、一度microsimを入れバネを押し込んだ状態にしたまま、針やピンセットなどで取り出し、nanosimを入れると上手くいくことが多いです。
側面差し込みタイプ
AQUOS PHONEなどに多いです。
これも割と簡単に認識させることができますが、表裏や向きがわかりづらくなっているため確認が必要です。
枠なしSIMトレータイプ
トレーの上にsimを貼り付けるだけなので最もシンプルです。
しかし挿しこんだ後の微調整ができないため調整に時間がかかります。
枠ありSIMトレータイプ
最も難しいタイプです。枠にテープを貼り枠なしタイプのようにします。この時テープが足りないと剥がれ、余ると端子部分を邪魔してしまうので調整がとても難しいです。また、周りの部分でsimの有無を確認するスマホもあるので(HTL21)この方法が使えない可能性もあります。
まとめ
通常使用の場合はSIMサイズ変換アダプタを使った方が楽に入れ替えができるので、あくまで緊急時などのみ参考にしていただければ幸いです。SIMアダプタが抜けなくなった際の対処法はこちらにまとめてあります。