rooted端末では起動不可能なアプリをカスタムROMで立ち上げる方法
単に純正OSをroot化しただけであれば、suコマンドとsuperSUなどのアプリを消せば大丈夫なのですが、カスタムROMではboot.imgの編集が必要になります。
環境
- HTL21(ResurrectionRemix-M-v5.7.4-20161123)
- Windows10
導入
今回はWindowsのソフトを使いますが、Linuxなど他の方法でboot.imgを展開する場合はそちらでも大丈夫です。ダウンロードして展開するとbootimg.exeがあるのでこのファイルと、ROMのzipなどから抽出したboot.imgの二つを自分のユーザーのディレクトリ(C:\Users\ユーザー名)にコピーします。コマンドプロンプトを開いて
>bootimg --unpack-bootimg boot.img
とやると、initrdというフォルダができてその中にboot.imgの内容が保存されます。この中のdefault.propを編集していきます。ワードパッドでもなんでもいいですが開いて、
ro.debuggable=1
をro.debuggable=0
に書き換え保存します。保存したらコマンドプロンプトで
bootimg --repack-bootimg
と実行するとboot-new.imgというファイルができるので、これをfastbootで書き込みます。
まとめ
これを行うことで古いスマホでもroot端末で動かないようになっているゲームをすることができます。荒野行動などの重たいゲームはスペック的に厳しいですが、パズドラのようなゲームであればHTL21のような端末でも普通に動くので、利便性はあると思います。